グローバル・ビジネス研究所

現代の企業活動は文字通り国境を越えて地球規模で展開しています。したがって、企業活動やその背景となる環境を対象とするビジネス領域の研究は必然的に国際的な視野に立たざるをえません。現代の経営学は20世紀初頭のアメリカで誕生しましたが、現代の経営学分野での研究はアメリカ、ヨーロッパ、北欧といった地域の企業やそれらにかんする研究の動向を反映することが不可欠です。また、近年、中国やインド、さらにはブラジルといった新興国企業の躍進がめざましく、こうした企業の動向も日本の経済や企業に大きな影響を与えています。企業経営を世界的な視点で研究するためにこの研究所は設立されました。ただし、こうした大局観を重視する一方で、経営学部の研究は、経営学に関連した諸領域、つまりは経営、会計、商学、マーケテイング、コミュニケーション、流通、ファイナンスなど専門化された分野をより深く研究する必要があります。グローバルでホリスティックな視点を縦糸とするなら、専門化された諸領域はいわば横糸の関係にあります。両者の統合的な組み合わせによって、経営学部のクロスオーバーな学際研究が国際的にも認知されるような大きな成果につながることが期待されています。グローバル・ビジネス研究所には経営学研究のほとんどの領域をカバーする、国内および海外の学術雑誌など研究に欠かせない資料が整備されています。これらの資料は学生の皆さんも閲覧することができ、日々の勉学や研究活動のための重要な資源となります。また、グローバル・ビジネス研究所では「プロジェクト研究」制度を設置して様々な革新的な研究の創発を支援しています。その研究成果は国内外の学界における貢献だけでなく、産業界への還元や学部・大学院での教育・研究に向けた資産となることを期待されています。

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