卒業生からのメッセージ: 4人による対談

実施日 2014.6.24

経営学部を卒業した4名の先輩たちが集まり、どんな学校生活を過ごしていたか、
ゼミやサークル、アルバイト、就職活動などについてざっくばらんに語ってくれました。

佐藤 貴之さん Sato Takayuki
2011年卒業・大日本印刷株式会社

高校生のときに読んだ本がきっかけで、経営学部を志望するように。3、4大学を見学して、キャンパスの雰囲気が一番気に入った青学に指定校推薦で入学。現在は、出版印刷・食品・飲料などのパッケージ印刷からエネルギーシステム関連まで行う大手印刷会社にて営業を担当。

荒木 佐知子さん Araki Sachiko
2011年卒業・株式会社ディーバ

家族の勧めで経営学部に進学し、経営学科で会計を学ぶ。将来も会計に関係する仕事がしたいと、業界を決めて就活。現在は、大手企業に向けた連結会計システムの開発、販売、導入を行う会社にて、営業として既存クライアントの業務の効率化、新しいしくみの提案などを行う。

中島 しおりさん Nakajima Shiori
2009年卒業・伊藤忠商事株式会社

金額や数量が大きいコトに携わりたい、と商社に就職。現在は麦・大豆・菜種など穀物のトレード部門で営業を担当している。学生時代は体育会のラクロス部に所属し、引退する4年生の秋まで没頭。就活は短期間で集中して行った。

萬 雄太さん Yorozu Yuta
2010年卒業・株式会社中埜酢店(ミツカングループ)

就活時は独自の方法で業界研究をし、食関係に勤める100人ほどのOB訪問を敢行。現在はミツカングループのグループ内企業にて不動産関係の管理などを行う。学生時代はアルバイトも熱心に行った。

経営学部を選んだ理由と楽しかった1、2年生時代

佐藤 皆さんはどうやって青学の経営学部を選びましたか?僕は指定校推薦だったのですが、学部を選んだ基準はあって、高校生のとき『16歳からの経営学』という経営学の基礎の基礎が書かれた本を読んで、マーケティングに興味を持ったのがきっかけでした。それで、経営学に絞って、推薦を受けられる3、4校に行ってみたんです。どの学校も雰囲気が違ったのだけど、淵野辺キャンパスに行ったとき、「めちゃくちゃきれいだな」と思って。ドラマの『オレンジ・デイズ』みたいな雰囲気があって、「楽しめそうだ!」と青学の経営学部に決めたんです。

中島 経営学部にした理由は、文学部よりは経営学部の方が就職に有利だと思ったから。青学にしたのは、自宅から表参道まで電車1本で、通いやすい場所だったから。でも、入学式に行ったら1、2年の授業は淵野辺キャンパスってことを初めて知ったんです!相当なショックでした(笑)。今振り返ると、何も考えていませんでしたね。今は4年一貫で青山キャンパスなのでうらやましい…。

荒木 私は元々心理学を学びたくて。でも、会社経営をしている父に経営学の方が私の性格に合っていると勧められて受験したんです。実際、青学の心理学科も受験しましたよ。でも縁がなく、合格した経営学部に行くことにしたんです。

 僕は、経営学部と経済学部を中心に受験していました。高校生のときから、新しいビジネスに興味があったからです。今の世の中にないものや、システムをつくりたいなと漠然と考えていて。それを学ぶには、経営や経済の知識を得るのが近道なのかなと思って。

中島 そういえば当時、商学部、経済学部は多くても、「経営学部」と名の付くところは少なかったですよね。私は、「経営」という響きにおしゃれなイメージっていうか、良さげな空気を感じました。勉強についても自分の生活に近いから、歴史のような暗記ものと違い、ちょっと楽しそうに感じました。

荒木 授業もリアルなケーススタディがあって、答えがなくて、実態に即して考えられるのが良いですよね。

 そう。マーケティングなど生活に密着していて、テーマとしてとっつきやすいですよね。で、実際に学校に通い始めてどうでしたか?1、2年生は専門的というより、教養系の授業が多かったですね。僕は、英語の単位を落として、「野辺バック」したのを思い出しました。3年生になっても、英語の授業のために週二回淵野辺キャンパスに行っていたんですよ。

佐藤 「野辺バック」(笑)・・・懐かしいですね!青山キャンパスになった3、4年生で淵野辺の授業に行くことをそう呼んでいましたね。僕は1、2年生で単位を稼ごうと思って、必修以外の授業も入れていました。1日中、学校にいる日とかありましたけど、楽しかったです。

荒木 全学共通の授業「青山スタンダード」は良かったですよね。 

 そうそう。キリスト教概論とか。ちゃんと聞くと意外とおもしろかった記憶があります。あと、音楽とか体育、ジブリの映画を観る授業もありました。

荒木 あと、他の学部の授業も受けられましたよね。私は希望していた心理学科の授業も受けました。でも、成績は「C」だったんです。「あ、私やっぱダメだったんだな」と。心理学が向いていないことを検証できました(笑)

中島 さまざまな授業が受けられるのは、本当におもしろかったですね。入学していろいろな授業が始まり、がんばらなきゃって感じでした。それにしても、淵野辺キャンパスの1限は厳しかった。9時スタートで。電車を1本逃すともう遅刻(笑)

佐藤 皆さんサークルはどうでした?僕は、サッカーサークルに入っていました。練習は週2回で、練習以外にも飲み会等の付き合いが深いサークルでした。学内には、大きなサッカーサークルが5つぐらい、あと仲間同士でつくったサークルがいくつかありました。「青杯」っていうのがあって、学内サークルの対抗戦が1年に1回あったんです。サークル同士で結構バチバチやりあってましたね。3年で引退だけど、4年まで練習に行ったり。

荒木 私は軽音サークルに入ってベースをやっていました。文化祭でライブやったり。

中島 私は体育会のラクロス部。週5日は活動していました。夏に大会があって、夏休みも冬休みもなく、夏は真っ黒に日焼けして。いかにも体育会っていう服装で青山界隈を歩いていました。今日みたいな小奇麗な格好で学校に来たのは初めてっていうぐらい(笑)。

 僕はテニスとフットサルです。テニスは行けても月1、2回。サークルは行きたいときに行く感じでした。周囲の友人に比べてお小遣いがけっこう厳しくて、サークルのためにアルバイトも結構しましたね。

授業とバイト、サークルで充実した1、2年生。3年生になり、ゼミで本格的な学びが始まる

佐藤 そういう意味では、僕の周りは皆バイトしながらサークルや友人と遊びにも行って、という同じような人が多かったですね。3時間バイトして、飲みに行って、バイト代がその日になくなるような人もいました(笑)。

 サークルは今思うと中途半端に活動していたと思うけど、バイトはその反動で結構やっていました。日払いと家庭教師、合わせて週4、5日はしていましたね。1限に出て、昼間は日雇いのアルバイトをして、5限に出て。学生にしては毎月結構稼いでいましたよ。でも、サークルは合宿もあったし、交通費だけも結構かかったし、そのぐらいないと厳しかったのがホンネですね。

佐藤 それ、すごいタフですね。

中島 3、4年生の方が都心だから時給も良かったですよね。

佐藤 たしかに。だけど、僕は逆に3、4、年はゼミがと就職活動があったのでバイトはあまりできなかった。遅いときは夜10時ぐらいまでになっちゃって。

荒木 そういえば、学校は10時までで、警備員の人に追い出されたり(笑)。ゼミは本当に大変だったというか、みんな白熱しちゃうというか。

佐藤 そうだったかも。妥協してやれば午後3、4時ぐらいで終っていたのかもしれないけど、負けず嫌いのやつが多いのか、白熱して戦っちゃう。1つのゼミ10人~20人ぐらいで、みんなそれぞれ頑張っていましたね。

 大学生になって、ようやく勉強をしたというのが3年生でした。今では1年生から厳しいカリキュラムみたいですが…。

中島 そうそう。「ゼミ以外勉強した記憶がない!」というぐらい頑張りました。

佐藤 マーケティング論とかおもしろい授業もありましたけど、大学で勉強と言ったら基本はゼミですよね。僕はマーケティングのゼミに入っていました。ゼミで先生と近い距離でいろいろ教えてもらって、共同作業的な授業は他にないじゃないですか。

 僕は経営組織論のゼミをとっていました。ケーススタディが山ほど出てきて、ディスカッションの中で経営組織の根本を学んでいきました。それを毎週やっていくから、よく本は読んだし、知識は増えるし、ハマる人にはハマるけど、キツい人にはキツい。最後には結構人数が減って。それぐらい厳しかったですね。そこを楽しいと思えるか、人によると思うけど僕は楽しかったですね。

佐藤 うちも分厚いコトラーのマーケティング論なんかを1年中めくってましたよ。輪読をやったり。

荒木 私は、主に企業の価値を評価する会計のゼミでした。有価証券報告書から会社の業績を見て、投資すべきなのかどうか、投資家目線で判断をしていくような。企業の実態が数字として出てきて、それが謎解きみたいでおもしろかった。そんな内容だったから、公認会計士や税理士とか目指している人が多かったですね。「世の中にこんなに会計好きな人たちがいるのか」というほど会計大好き人間が集まっていて、会話のネタも会計のことばかりでした(笑)

佐藤 そんなゼミがあったとは!知らなかった。

中島 私は募集文言が流行を探るというようなゼミでした。最終的にテーマが都市開発になっていて。テーマは画一していなかったのですけど、毎回討論する感じでした。これが社会人になって活きました。理論で説明するというのはどういうことなのか、実践で身につけられる活きた授業でした。

佐藤 ゼミでは皆で学んで意見をぶつけ合って。それは、結構楽しかったですよね。

中島 会社の同期を見ていていても、他の学校の卒業生はゼミの人同士でそれほど仲良くないみたいなんですが、青学はめっちゃ仲良いですよね。今、皆さんと話をしていて、やっぱり他のゼミや学年でもそうだったんだな、と改めて思いました。討論して勉強して楽しかった、というのが共通していてびっくりしました。卒業してからも、ゼミの全員に声をかけて、そのときにタイミングの合う数人で、先生も交えて定期的にゼミ会を行ったりしています。

佐藤 そうそう、先生とも飲みに行きますね。卒業して先生に会ったら、「当時は先生と学生という立場だったけど、もう卒業したら俺たちは友だちだ」って言っていただいたのを思い出しました。

荒木 一番一緒に頑張った人というのは、戦友ですよね。大学院に行った同級生などもいますが、卒業後も「こういう動向があるけどどう思う?」とか相談できたり、関係性が特別な感じがしますね。いいつながりだなと思います。

中島 そういうの大切ですよね。大事な時間を週5日、しかも半日以上一緒に過ごしましたからね。ゼミは受けてよかったと社会人になればなるほど思います。渋谷の立地もよかったですね。長時間いても苦しくない。

佐藤 すぐ近くにお店があって。夜10時に学校を出て、それから飲みに行ったりもしましたね。

卒業生からのメッセージ: 4人による対談