研究科長メッセージ

現代の産業社会は大きな転換期に差し掛かっています。情報化(IT化)やグローバル化の進展は、新しい成長分野を切り開くとともに、従来の日本企業が得意としてきた研究開発、ものづくり、販売や顧客対応、組織や人材育成などにおいて、競争力の衰えや企業活力の低下が懸念されています。表示偽装、品質管理問題、取引先への優越的地位濫用、顧客データ漏洩、財務データ改竄など、日本の企業がこれまで築き上げてきた社会的信頼を根底から覆すような不祥事も頻発しています。また、先進的な分野への投資行動が消極化しているとの見方もあります。いわゆる短期的業績主義の広がりの中で、企業の理念や価値観、そしてそのあり方が根本的に問われている時代です。

しかし、その一方で、2011年春の東日本大震災、そしてこの春の熊本・大分の大震災の未曾有の被害のなかで、被害者の命を守り、地域の生活者の安全と安心のために活躍する人々の姿には頭が下がる思いがします。そして、同時に、ライフラインの復旧とサプライチェーンの回復の速さには日本の社会の底力を感じます。そこには、社会との共生、社会への貢献に真摯に取り組む企業や組織の存在をみることができます。高リスク化している社会において、改めて“共に”の精神と社会的共通資本の大切さを認識させてくれます。

経済的利益中心の産業社会から人の繋がりや社会的利益を重視するポスト産業化社会への転換に伴い、企業経営には、これまで以上に理念や倫理、自制と自助自立の精神が求められています。社会との接点を重視し社会との対話を続けることが、企業の持続的成長に繋がるものと思います。

青山学院大学経営学研究科の教育と研究においては、スクールモットーである“地の塩、世の光”の精神を大切にしてきました。企業経営とは社会の利益に貢献するものであり、よき企業経営はよき企業人を育てることから始まると考えています。

経営学研究科は、経営学分野、会計学分野、IMCマーケティング分野から構成されており、理論的次元と実践的次元のバランスを重視しています。博士前期課程は、後期課程に繋がる研究者養成とともに、より高度な経営教育を通じたビジネスパーソンの育成を目標としています。いわゆる実践的なMBA教育とは異なり、本格的な修士論文の作成を通して深い専門的知見と洞察力を備えた人材を養成したいとの考えであり、学部卒業生の専門教育の場であるとともに、社会人の学び直しの場としても活用されています。経営の場においては、理論と実践は不可分であるからです。そして少人数クラスで、教員と受講者とが熱心な議論を闘わせることで、最先端の理論や研究成果を習得できるだけでなく、現代の企業が直面する様々な問題や課題に関して理解を深めることができると思います。

これからも社会へ開かれた経営研究と教育の場であることを目指して、経営学研究科の着実な歩みを続けていきたいと考えています。

経営学研究科長
三村優美子

大学院研究科長メッセージ
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過程 入学試験種別 手続区分 入学手続納付金 後期分授業料
金額 納付期限 金額 納付期限
博士前期課程 一般 (秋)、社会人 (秋) 第1次入学手続 290,000 11月中旬の所定日 257,500 入学後、後期
の所定日 (9月)
第2次入学手続 356,500 3月中旬の所定日
社会人短期修了1年制コース 第1次入学手続 290,000 11月中旬の所定日 387,500
第2次入学手続 512,500 3月中旬の所定日
社会人短期修了2年制コース
(戦略経営・知材プログラム)
入学手続 802,500 3月中旬の所定日
一般(春)、社会人(春) 646,500 257,500
博士後期課程 一般

(単位:円—消費税は課税されません。)
※授業料は前期分、後期分を2回に分けて納付(標準2年制 各257,500、1年制コース 各387,500)。
ただし、前期分の学費等納付時に一括納付することができます。

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過程 年次 学費 諸会費 初年度、各年度
納入金合計
入学手続
納入金合計
入学金 授業料 施設設備料 実験演習料 後援会費 交友会費 学会費
博士前期課程
(標準2年制)
初年度 290,000 515,000 50,000 26,000 3,000 15,000 5,000 904,000 645,600
(後期授業料
分含まず)
2年次 - 515,000 50,000 26,000 3,000 - 5,000 599,000
合計 290,000 1,030,000 100,000 52,000 6,000 15,000 10,000 1,503,000
博士前期課程
(1年制コース)
初年度
(1年次)
290,000 775,000 50,000 52,000 3,000 15,000 5,000 1,190,000 802,500
(後期授業料
分含まず)
博士後期課程 初年度 290,000 515,000 50,000 26,000 3,000 15,000 5,000 904,000 646,500
(後期授業料
分含まず)
2年次 - 515,000 50,000 26,000 3,000 - 5,000 599,000
3年次 - 515,000 - 26,000 3,000 - 5,000 549,000
合計 290,000 1,545,000 100,000 78,000 9,000 15,000 15,000 2,052,000

(単位:円—消費税は課税されません。)